Entries

ソーシャルラーニングが今後のEラーニングのキー

教育ITフェア@ビッグサイトでソーシャルラーニング&ゲーミフィケーション系をやっている企業を見てきました。

306708_519434104759877_316531637_n.jpg


数は多くありませんでしたが、数社だけ有望な会社を発見して話を聴いてきました。

「ソーシャルラーニング入門」(日経BP)に載っていますが、社会人の学習の70%は職場や生活の中での問題解決(Informal Learning/ILと言います)の際に起こっています

これを「70/20/10モデル」と言います。(*10%は他人からのフィードバック、10%は本や講義などの勉強で学習しています。)

したがって、このILをいかに正式教育(Formal Learning)に取り入れるかが、今後の大学や研修会社の課題になります。

一つのソルーションは、ディスカッションをベースした学習システムを採用することです。これにより、受講生は経験により蓄積した「暗黙知」を言葉として「形式化」する機会を得られるとともに、それについて他の受講生と議論しながら深めるというソーシャルラーニンングを実現できるからです。

これは、アメリカ国立訓練研究所(National Training Laboratories)の研究による「ラーニングピラミッド」で、学習定着率が高いレベルに分類されます。(下記の図の出典は産能大学です
lp2.gif

どちらにしても、YouTubeやTED、そして大学講義の無料化(MOOCs)の前では、単にハイクオリティな映像講義を有料で売るビジネスモデルは、年々厳しくなってくるはずです。この点は、年々売り上げが厳しくなっている新聞や雑誌と同じです。

▽こちらもご参考にどうぞ
マネジメント教育とゲーミフィケーション
フリーミアム化に勝つための映像ビジネス



「ソーシャルラーニング」入門 ソーシャルメディアがもたらす人と組織の知識革命「ソーシャルラーニング」入門 ソーシャルメディアがもたらす人と組織の知識革命
(2012/01/06)
トニー・ビンガム、マーシャ・コナー 他

商品詳細を見る
関連記事
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://flowone-lab.com/tb.php/87-289c22b4

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

若林計志

flowone

株式会社フローワン代表取締役。日本最大級の海外オンラインMBAを立ち上げ、事務局長を約11年間務めた後、独立。ビジネスパーソンのマネジメント力アップ、学習システム/アプリの開発等に取り組んでいる。 TOCfE国際認定コース修了。コロンビア大学大学院ICCCR 交渉術講師認定コース修了(by Dr.B.Fish) info@flow-one.com

MBA流 チームが勝手に結果を出す仕組み

組織や人が目標に向かって自然に行動する「仕組み」を構築する方法論=「マネジメントコントロール」を分かりやすく解説します。

プロフェッショナルを演じる仕事術

(「BOOK」データベースより)大前研一監修の海外MBAプログラムの責任者として、スキルアップを目指す多くのビジネスマンと関わってきた著者。そこから見出した成功法則を、余すことなく披露する。発刊以来2万部突破!

リーディングス組織経営 改定版

リーダーシップ、イノベーション、プラットフォームなど、多岐にわたる経営学のテーマが、分かりやすくまとめられている岡山大学版教科書。第9章「企業成長に伴う内部対立のメカニズム:避けがたい「壁」を乗り越えるための処方箋」を寄稿させていただいています。

Twitter

検索フォーム

くる天 人気ブログランキング