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建設機器は巨大なリアル3Dプリンター(自動運転について)

建機メーカーのコマツが「KOMTRAX」というインターネットで自社の建機の作動状況を遠隔モニターする仕組みを作っているのは有名ですが、その目的について

・建機が盗まれないか監視
・作業員の仕事ぶりをモニター
・故障や稼働状況のモニター

ぐらいかなと思っていました。

ところがそんなレベルのものではない事が分かったのは新鮮な驚きでした。

「製造業の激震に立ち向かう:日本の名経営者とGE会長のイメルトが語る、これからの指針」
http://gereports.jp/post/124649266664/inventing-the-next-industrial-era


「いまのブルドーザーは3Dプリンター。自動で土地を造成し、道路を作る」


これが目指すべき姿なんですね。ドローンで事前に工事現場の3Dマップを作り、工作機器を「自動運転マシン」として整地したり、建設したりする。つまり

「スマートコンストラクション」

が目指すべき姿なのです。GoogleやAppleを含め、今続々と自動運転自動車=スマートカーへ/Connected Carの動きが加速していますが、もっと用途が限定された「スマートコンストラクション」の方が、実用化には近いのかも。

すでにオーストラリアの鉱山やアメリカの大規模農場などで、無人のトラックが黙々と動いている映像を見たりしますし、よく考えてみればお台場の「ゆりかもめ」の運転手は乗っていません。飛行機も平常時はオートパイロットですね。

一般道はまだまだいろいろな「変数」(飛び出してくる人や車など)が多いので、完全自動運転にはもう少し時間がかかりますが、そういう変数が少ない(制御できる)世界の乗り物の操作は急速に自動化の方向に動きます。

そこに先回りをしてどういうビジネスモデルを作るのか。コマツを含め興味が尽きません。



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若林計志

株式会社フローワン代表取締役。日本最大級の海外オンラインMBAを立ち上げ、事務局長を約11年間務めた後、独立。ビジネスパーソンのマネジメント力アップ、学習システム/アプリの開発等に取り組んでいる。 TOCfE国際認定コース修了。コロンビア大学大学院ICCCR 交渉術講師認定コース修了(by Dr.B.Fish) info@flow-one.com

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