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ベンチャー系家電が快調の理由

最近ベンチャー系の家電メーカーが快調なようです。

ベンチャー家電として代表的なものに、数年前に大ヒットした
自然風に近い風が出る扇風機「グリーンファン2」があります。
それに続けとばかり、ぞくぞくと面白い商品が出ています。

私が眼を付けているのは、全チャンネル録画マシン

ガラポンTV」(約4万円) 

です。このマシンはワンセグに絞って録画する事でデータ量を抑え、
全チャンネルを2週間丸々録画できます(ハードディスクを増設
すると、90日録画OK!)

さらに、録画した映像をiPhoneなどのモバイルで見られるという
素晴らしさ!

その他にも、パソコンを使わずにそのままUstreamで
ネット中継できるCerevoという魅力的な商品も
ベンチャー家電メーカーから出ています。

前職でUstream中継や、Adobe Connect(ビデオ会議ソフト)で
いろいろとライブ中継の方法を試していたのですが、
「マーフィーの法則」とは言わないまでも、大切な本番で
パソコンがフリーズしたり、回線が切れるなんて事がよくあるんですよね。

そういうリスクがフリーで、さらに簡単に映像ライブ中継ができる
としたら、いろいろと可能性が広がりますね。

イベント中継とか飲み会中継とか。

これを使ってライブ番組作っちゃおうかな、と考えています。

○参照:対談「佐々木俊尚 × 岩佐琢磨(CEREVO代表取締役)
 
こういった一連の流れはクリス・アンダーソンが最新著
MAKERS―21世紀の産業革命が始まるMAKERS―21世紀の産業革命が始まる
(2012/10/23)
クリス・アンダーソン

商品詳細を見る


で予言した通りの動きです。

またヤマダ電機などが売り場面積の広い巨大店を郊外に出すようになり、
展示スペースが増えた事も、ベンチャー家電を後押ししているようです。

パナソニックやシャープをはじとした大手家電メーカーが苦しんでいますが、
技術的にはベンチャー家電が出しているようなものは大手でも作れたはず
なんですよね。

おそらく、そういう製品の開発提案を組織内で行っていたエンジニアも
多数いたはずです。

でもそれが実現しない。まさにこれが「組織の壁」という訳ですが、
それが壊せないとしたら、今後どういうマネジメントがあり得るの
でしょうか?

もし小さいメーカーで、大手と同じような製品が作れるのであれば、組織として

「大手」

になる必要さえないのかも知れません。

このあたりはコラム「グレイナーの企業成長モデル」の5段階目で解説しています。

さらにベンチャー家電メーカーの方が、
むしろ大手よりエッジが効いた商品が作れる素地なら、
今後の大手メーカーの復活は厳しいのかも知れません。

ただそこまで極端に考えなくてもアメーバ経営的に
組織のユニットを小さくして、動きを良くするような
手法はいくつかあります。

でも分断しすぎると、部分最適化してタコツボになるリスクもあります。
だからこそ、マネジメントコントロールをきちんと設計する必要が
あるんですね。

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□配信:大人の学ぶ技術 2013/9/4■□
登録>  http://www.flow-one.com/mailmag.html
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若林計志

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株式会社フローワン代表取締役。日本最大級の海外オンラインMBAを立ち上げ、事務局長を約11年間務めた後、独立。ビジネスパーソンのマネジメント力アップ、学習システム/アプリの開発等に取り組んでいる。 TOCfE国際認定コース修了。コロンビア大学大学院ICCCR 交渉術講師認定コース修了(by Dr.B.Fish) info@flow-one.com

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