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「下町ロケット」に学ぶ社内対立を乗り越える交渉術

池井戸潤原作「下町ロケット」第5話(ロケット編)が昨日放送(2015/11/15)されました。最大の見せ場は、帝国重工の経営会議で財前部長が藤間社長に佃のバルブを使うことを進言するシーンでした。多くの社員たちにとって、”ロケットのキーテクノロジーはすべて内製化する”いう藤間社長の掲げる方針をひっくり返すことは不可能で、そんなことを提案しようものならクビが飛ぶことを恐れていました。案の定、四面楚歌の状況で吉川晃司...

小学生の答案をバツにしてしまった先生のジレンマ

先日、面白いネットコラムを発見しました。ある小学生のテストの答案に対して、先生がバツ(不正解)をつけている実際の写真をベースに、読者が意見を交わしている内容です。問題文はこんな感じです。「1ふくろ8こ入りのチョコレートが7ふくろと、ふくろに入ってないチョコレートが17こあります。全部でチョコレートは何こありますか?」▼小学生の回答8×7+17=73こ答え自体は正しいのですが、先生は赤ペンで「8×7」...

タンスの「不良在庫」? 消費者のボトルネックを解消する

「earth music & ecology」ブランドなどを展開するクロスカンパニー(本社:岡山市)が面白いビジネスを展開する。「メチャカリ」というサービスで、自社ブランドの服を月額5800円で最大3点まで自由に借りられるサービスだ。また60日以上借り続けると自分のものになり、また別のものが借りられる状態になる。(返却された商品は検品してアウトレットで販売)なぜこういうサービスを始めるかと言えば、若年層の月額アパレル...

理想と現実のギャップを解決するフレームワーク

セミナーで「コンフリクト(対立)」の解決法(そのためのフレームワーク)についてしゃべることがある。いわゆる「対立」は<自分>と<他人>の間でだけ発生するように思われがちだが、実は自分の中で発生している事も多い。いわゆる「(自己)葛藤」と呼ばれるもので、これに悩んでいる人も多い。例えばこんな感じ。・転職すべきか/しないべきか・引っ越しすべきか/しないべきか・子どもを厳しくしつけするべきか/自由にさせ...

TOCクラウドとハーバード流交渉術

TOC(制約理論)のなかに、対立を解消するための「クラウド(エバポレーティング・クラウド=蒸発する雲)」という強力な手法があります。これは業務の流れを悪くしている根底に「コンフリクト(対立)=ジレンマ」があり、これがボトルネックになって組織を停滞させている、という考察に基づくもので、この対立をクリエイティブに解決する方法です。まず「コンフリクト」の要素を・手段(Wants)・要望 (Needs)・共通目標 (Common O...

「経常利益主義」の弱点とスループットの考え方

当たり前ですが、良い会社では経営と現場が一体化しています。つまり経営が「戦略」として掲げたものが、現場のオペレーションにスムーズにつながっている必要があるのですが、実はこれが結構難しい。例えば、KPI(重要経営指標)の設定ミスで、現場が混乱しているケースって結構あるんです。「原価率下げろー!」「同時に在庫も減らせー!」っていうのは、実は矛盾するKPIなんです。そのことを教えてくれるのが、TOC(制約理論)...

TOCで戦略的な自由度を拡げる

先週「ザ・ゴール コミック版」の発売を記念したTOC(制約理論)セミナーに参加してきましたが、マツダやデルタ航空の発表を聞きながら、慶応大学ビジネススクールの清水先生の著書「戦略と実行」が頭に浮かびました。ザ・ゴール コミック版(2014/12/05)エリヤフ・ゴールドラット/ジェフ・コックス商品詳細を見る戦略と実行(2011/03/24)清水 勝彦商品詳細を見る経営を「戦略」と「実行」に分けると、清水先生は「戦略のコモディテ...

社内の「対立」と「和」について考える

「対立(コンフリクト)」と聞くと、何やらネガティブな感じがしますが、その対(つい)になる「和」というコンセプトも含めて、少し整理して考えてみたいと思います。「対立」には大きく下記の2つの見方があります。・生産的コンフリクト(Productive Conflict)・非生産的コンフリクト(Unproductive Conflict)MBAでは定番の組織行動論の教科書「組織行動のマネジメント」(S. ロビンス)に基づいて考えると、非生産的コンフリ...

TOCfE による問題解決を学ぶ(入門編)

2013年8月に京都で4日間研修を受けてきました。トピックは「教育のためのTOC(TOCfE= TOC for Education)」です。内容的には、ロジカルシンキングと問題解決思考法を合わせ、さらに進化させたようなものなのですが、私は数年のうちに、この手法が日本を変えるかも知れないと思っています。というのも、従来の問題解決手法が「対立」を招きやすいのに対して、TOC型は「和」を促すからです。「そもそもTOCって何なの?」という...

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若林計志

flowone

株式会社フローワン代表取締役。日本最大級の海外オンラインMBAを立ち上げ、事務局長を約11年間務めた後、独立。ビジネスパーソンのマネジメント力アップ、学習システム/アプリの開発等に取り組んでいる。 TOCfE国際認定コース修了。コロンビア大学大学院ICCCR 交渉術講師認定コース修了(by Dr.B.Fish) info@flow-one.com

MBA流 チームが勝手に結果を出す仕組み

組織や人が目標に向かって自然に行動する「仕組み」を構築する方法論=「マネジメントコントロール」を分かりやすく解説します。

プロフェッショナルを演じる仕事術

(「BOOK」データベースより)大前研一監修の海外MBAプログラムの責任者として、スキルアップを目指す多くのビジネスマンと関わってきた著者。そこから見出した成功法則を、余すことなく披露する。発刊以来2万部突破!

リーディングス組織経営 改定版

リーダーシップ、イノベーション、プラットフォームなど、多岐にわたる経営学のテーマが、分かりやすくまとめられている岡山大学版教科書。第9章「企業成長に伴う内部対立のメカニズム:避けがたい「壁」を乗り越えるための処方箋」を寄稿させていただいています。

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